Articles

変化に対応した人材育成を

二つの「投資」に関する記事

1月25日の日本経済新聞1面には二つの「投資」に関する記事が載りました。

ひとつは「日本電産、残業ゼロへ1000億円投資」、もうひとつが「トヨタ、米工場増強」です。

日本電産の計画によると、最新のロボットやスーパーコンピューター、ソフトウェアを駆使して業務を効率化。
2020年までに国内で働く1万人の従業員の残業をゼロにしようというものです。

一方で、空いた時間を語学や専門知識の習得にあててもらうため、「教育関連の投資を従来に比べ3倍に増やす」計画ももっているようです。
記事の見出しでは「残業ゼロ」が強調されていますが「働き方改革に1000億円投資」と置き換えた方がより正確かもしれません。

もうひとつの「トヨタ、米工場増強」は今年初め、豊田章男社長が表明した「今後5年間で米国に100億㌦(1兆1000億円強)を投資する」という方針の一環。トランプ大統領の「米国第一」の政策に対応したものです。
インディアナ州の工場での投資に合わせ、数百人規模の雇用も創出するといいます。

「トランプ政権」と「働き方改革」。二つの変化の先を見据えて

そのトランプ大統領が1月20日就任しました。

就任式前後に世界各地で行われた反トランプデモや、就任直後に大統領令に署名するなど異例の船出となり、
「世界経済は先行き不透明感を増していく」と予測するエコノミストも少なくありません。

「トランプ政権」と「働き方改革」。
年初から話題になっている二つの大きな変化です。

従来、日本企業はこうした変動の時期には設備投資に慎重になり、採用も抑制。ひいては人材への投資も見送りがちでした。
しかし、今は、変化の時代こそ「その先」に備えて、一歩踏み出す投資をすべきとの声も多くの経営者から聞かれます。

人材育成に関しては、ウィルソン・ラーニングが今年開催する数々のフォーラムが、「変化の先」を読み解くヒントになればと思います。

2月の人材開発フォーラムはこちらから

 


akiotamesada

  ウィルソン・ラーニング ワールドワイドの社長 為定(ためさだ)が
  「今、気になる!」トレンドを語ります。

代表取締役社長  
為定 明雄  
(※肩書きは掲載当時のものです)