今年5月に米国ワシントンD.C.で行われた人材・組織開発分野における世界最大の国際会議「ATD2019」。
参加者の情報共有会やレポートでも注目されたキーワードのひとつが「レジリエンス」でした。
どのような背景で、今、人材開発の分野において「レジリエンス」という言葉が注目されているのか?
何が課題で、どのようなアプローチが示されているのか?
ATD2019の招聘講演としてウィルソン・ラーニングが実施し大きな反響のあったセッション「Resilience: Refocusing Energy in Times of Change(SU202)」を、さらに深めてご参加のみなさんと共に考えるセッションにできればと考えています。
スピーカー プロフィール
トーマス・ホリス・ロス
ウィルソン・ラーニング ワールドワイド 代表取締役社長COO
人材開発ソリューションの開発・導入に40年以上の経験を持つ。ウィルソン・ラーニングの戦略と事業の責任者。また、グローバル・マーケティングおよび、ウィルソン・ラーニングのすべてのソリューションとその理論の研究開発を担うR&Dソリューショングループの指揮も行う。従業員エンゲージメント、リーダーシップ育成、戦略の一致、事業変革などの分野において、経営層リーダーシップチームをグローバルで支援。現職の前は、グローバルR&Dおよびソリューション展開を行うグループの最高責任者、ウィルソン・ラーニングアメリカの社長を経験。
エンゲージメントを扱う著書「UNPLUGGED」が米国で本年3月発行された。
開催概要
人材育成部門は、長年にわたり、変化への対応やチェンジマネジメントに取り組んできました。その取り組みは、起きている変化にどのように向き合うかという、受け身の対応に関してのものが多かったように思います。ただ、私たちは経験の中から、変化を乗り越えていく最も良い方法は、働く人たちの中にレジリエンスのスキルを築き、プロアクティブに対応することだということを学んでいます。
本フォーラムでは、みなさんと共に、変化が人に与えるインパクト、そして、一人ひとりのエネルギーがバラバラな方向を向くことで何が起きてしまうのかという喫緊の課題について考えていきたいと思います。また、自己対話が自分たちの感情や言動に与える影響、そして、変化に向き合うためにどのようにして自己対話を変えるのかについてのモデルもご紹介しようと思います。
プログラム
- 変化が人に与えるインパクトを理解する
- 変化に向き合うための3つのステップ ~個人のレジリエンスを高めるステップ~
- レジリエンスを高めるために「内なる声」に耳を傾け、対応する
- 現場での活用に向けて(ディスカッション)
※当日は英語での講演(抄訳付き)およびテーブルディスカッションを予定しております。
【日時】 | 10月17日(木) 15:30~17:30(開場15:00) |
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【参加費】 | 無料 |
【定員】 | 30名程度
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【会場】 | ウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社 東京都港区六本木一丁目10番6号 |
※最寄駅
東京メトロ南北線 六本木一丁目駅 中央改札口より徒歩5分
東京メトロ日比谷線 神谷町駅 4b出口より徒歩5分