
クラウドサービス
学びの効果を最大化する 「エンゲージメントポータル」
従来型のLMS(学習管理システム)で
「人」と「組織」は成長し続けられるでしょうか?
人材育成におけるポータルサイトやWebの活用というと、多くのみなさんは「eラーニング」や「LMS」を思い浮かべるのではないでしょうか?
多くのお客さまがeラーニングやLMSをあたりまえのように活用しています。
その理由として以下の2つがあげられるでしょう。
- 時間と場所を選ばず、学習者が一人ひとりの最適なペースで学習できる
- 集合する必要がないので、研修に関わる移動費用や機会損失を最低限に抑えることができる
まさにそのとおりですね。
目的を明確にして適切に使用すれば、eラーニングはとても便利な学習の道具です。
特に、見て、読んで理解することで達成可能な学習であれば、eラーニングの効果は十分に期待できるでしょう(もちろんそれも「本人の学ぶ意欲」があることが前提となりますが)。
しかしeラーニングやLMSの効果は「限定的である」と言わざるをえません。
なぜなら、eラーニングは人と組織の成長や業務の効率化の一部を担うことができるが、「人の行動そのもの」を変容させるような学習効果までは期待できないからです。
人や組織は経験から学ぶ~情報とコミュニケーションによって学びを拡張する
ウィルソン・ラーニングでは、何を学ぶか?はもちろんですが、どのように学ぶか?についても、グローバルなリサーチとお客さまとの協働のもと、日々、研究を続けています。
その研究の中から、学習を実践に結び付け成果をあげるための「ラーニング・トランスファー」や、働く個人が自らのエネルギーを所属する組織の戦略遂行のために注ぐ”選択”を促進する「エンゲージメント」のアプローチが生まれました。
これらのアプローチに共通する「学びの過程において重要なこと」は次の2つです。
- 学習者と、学習者をとりまくステークホルダーに対して、充分な情報と対話の機会を与えること
- 学習活動を人と組織の一連のコミュニケーションプロセスとして捉えること
人材育成の効果を高めるための情報・コミュニケーションプラットフォーム
~「エンゲージメントポータル」
ウィルソン・ラーニングではお客さまから、集合研修はもちろん、eラーニングや通信教育などの手法を含め、どのようにしたら学習の効果を高め、成果を得ることができるのか?というご相談を多く頂戴します。
対応を検討する中で「ラーニング・トランスファー」や「エンゲージメント」の考え方や、実際の成功事例などのお話を差し上げるのですが、いつも課題になることは決まっています。
「限られたリソース、マンパワーで、どうしたら、効果的な施策を継続的に提供し続けることができるか?」
この課題にお応えするために生まれたのが「エンゲージメントポータル」です。
「エンゲージメントポータル」とは、これまで「eラーニング」を中心に捉えられていたWebの仕組みを、効果的な学習に不可欠な、学習者とその関与者に向けた情報とコミュニケーションのプラットフォームとして捉えなおした、「人と組織の成長のための新しいタイプのクラウドサービス」です。
その利便性は、普及し続けるモバイルコンピューティングによって、学習者「個人」に継続的にリーチするワンストップサービスとして、日々進化しています。