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[レポート]大同生命保険人事役員が語る「挑戦する人材」を育て、後押しする仕組みづくり

2018年7月6日(金)東京国際フォーラムにて開催されたHuman Capital 2018特別セッションのレポートです。

ヒューマンキャピタル2018当日の会場の様子

『厚労省「グッドキャリア企業アワード2017」大賞 大同生命保険の人事役員が語る 「挑戦する人材」を育て、後押しする仕組みづくり』と題し、大同生命保険株式会社 取締役専務執行役員 森中 哉也 様にご登壇いただきました。

前半:森中様が語る大同生命のこれまでのチャレンジ

檀上の森中様
大同生命保険株式会社取締役専務執行役員 森中 哉也 様

前半は森中様よりこれまでの大同生命様の挑戦についてお話しいただきました。

◆新たな企業価値を創造する人材育成は全社課題

大きな環境変化を迎えようとしている生命保険業界において、現行のビジネスモデルを進化・革新させるとともに、新たな企業価値を創造する人材を全社的に育成していくことが必要

◆一部の優秀層の後押しではなく「全従業員の底上げ」へ方向転換

過去の取組方針では、一部の高い挑戦意欲を持った人材を後押しし、機会を与えることを中心にしており、また、「弱み」を克服し、堅実・確実に業務遂行をする人材について「均質化」を図る方向だったが、平成28年度に策定した中期経営計画で、「すべての従業員が一段上を目指して挑戦する」に方針変更。

会社が従業員一人ひとりの「個性」や「強み」を活かし、「その能力を最大限発揮できる機会を提供する」ことで、人材力の底上げを図り、多様な人材の活躍を通じて、新たな価値を創造する強固な組織創りを目指している。

◆「挑戦しつづける人材」を支える具体的な制度・組織の整備

平成25年度の人事制度改訂を皮切りに、人材育成専任部門の設立、働く環境の整備、タレントマネジメントの導入等に取り組んだ。
そのほか、厚労省のグッドキャリア企業アワード大賞受賞に至る、オリジナルの人材育成ポータルサイト「Challenge Navi」をはじめとする取り組みについてもお話しいただきました。

Challenge Naviトップ画面と主な機能

後半:ウィルソン・ラーニングから森中様へのインタビュー

後半は、森中様に弊社執行役員 小原大樹がインタビューさせていただきました。

インタビューの風景

Q. 現在までの取り組みの成果としてはどのようなことがありますか?

5年前から女性の管理職比率が倍増(7%⇒14%)しましたし、従業員満足度も向上しました。売上も継続的に伸びています。

Q. 取り組みを推進するにあたって心掛けたのはどのようなことですか?

全員10点満点を目指すのは、育児や介護などそれぞれの立場があるので難しい。それよりも、各自のできる範囲で現状を1点でも2点でも向上させる、Challengeするということが重要であると考えます。

Q. Challengeとはどのようなものでしょうか?

お客様本位の業務運営を考えた時に、当たり前と思われている会社のルールを見直し、必要に応じて変更していくこともChallengeだと思います。新規事業といった大きなことばかりでなく、日常の業務の改善もChallengeのひとつですね。また、働き方改革の視点からは、新しいことを始めるにはそのためのリソースが必要になります。今やっていることを「止める」ということも考えていく必要があります。

時に笑いを交えつつ気さくにお話しいただく森中様

Q. 「選択と集中」を人材育成に当てはめる場合、どのようなことを考えられますか?

「できる人たちだけ」という意味だとしたら違うと思います。できる人たちだけではなく、それぞれができる範囲で能力を向上させていくということ。一部の人たちだけががんばるのでは、ビジネスの状況からすると立ち行かなくなるのではないでしょうか。みんなで危機感を持って新たな価値を生み出していく必要があります。経営側としては提案してもらったものを適切に判断していくので、どんどんChallengeしてもらいたいですね。

Q. 森中様ご自身がこれからChallengeしていきたいことは何でしょうか?

もっとChallengeできる人材を育てていきたい。また、保険とは違う形で中小企業を支えていくようなことができないかとも考えています。今年度は全社あいさつ運動として、全フロアに声をかけて回ることをしましたが、そういったことも含めて「みんなが楽しんで元気に働ける会社」にしていきたいですね。

インタビューを終えて

「全員が10点満点」(あるいはそれ以上)をとかく求めがちですが、そうではないと仰っていたこと、できる人に集中させるのではなく、みんなができる範囲で向上することで会社の底上げを図っていくということを繰り返し仰っていたことが印象的でした。

当日は雨模様の中、たくさんのお客さまにご参加いただきました。
森中様、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

大同生命様とウィルソン・ラーニング

ウィルソン・ラーニングは、大同生命保険株式会社様の人材育成のお取り組みを、人材育成ポータルサイト「Challenge Navi」と人材育成プログラムのご提供でお手伝いしています。

  • Engagement Portal One(人材育成ポータルサービス)
  • 代理店営業職の営業能力要件体系化
  • 代理店営業力アセスメント&フィードバックセッション、営業戦略ワークショップ
  • 営業コーチングトレーニング
  • 営業マネジメントトレーニング
  • 代理店向けコミュニケーションスキルトレーニング(大同生命様との共同開催)

    ※「Challenge Navi」を通じて、社員向け各種人材育成プログラムの、実践・定着に向けたサポートも行っています。

8/2(木)フォーラム開催!大同生命保険株式会社 人材力向上推進室様ご登壇
挑戦しつづける人材を育てるために育成部門はどう動いたか

森中様からは経営者視点でのお話しをいただきましたが、次回8/2(木)は経営課題を受けて育成部門がどのように動いたかに焦点をあてた実務者向けのフォーラムを開催します。

8/2(木)フォーラムの詳細はこちら

関連リンク

グッドキャリア企業応援サイト(外部サイト)

大同生命様ニュースリリース「「グッドキャリア企業アワード 2017」 大賞(厚生労働大臣表彰)の受賞について 」(外部サイト)

■ 関連情報

日経産業新聞掲載のお知らせ(2018/07/13)

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